「おじいちゃん・おばあちゃん ありがとう」   (宮里)

 先日の敬老の日交流会には、沢山の方々に幼稚園においで頂きありがとうございました。毎年、沢山の方々にご参加頂き、園内が賑わいますが、園舎が大変混み合いご不自由もかけておりましたので、今年は二日間に分けて行いました。ご兄弟で通園されるご家庭には、二日間通って頂くことになりましたが、お陰様で、例年より混雑も少なく皆様に楽しんで頂くことができたように思います。
 
敬老の日」は昭和40年に現在のかたちになったようですが、丁度この頃から、アパートやマンションが建ち並ぶようになり「核家族」の家庭も急速に増え始めていたのではないかと思います。
 しかし、家族の形態は変化し、おじいさま・おばあさまとの同居家庭は少なくなっても、家庭の中で『敬老の精神』を持って生活をすることはとても大切なことで、自分の命のルーツを知ることでもあります。
 
私は22年前、家族で大牟田に転居して来ましたが、中学・高校生のお孫さんが荷物を持ち、おじいさま・おばあさまと一緒にお買いものをされる姿をよく見かけ、びっくりすると共に「温かい町だな・・・」と思いました。
小さい頃は祖父母に沢山の愛情を頂き、成長するごとに自分ができる精一杯のお手伝いで感謝の気持ちを表す。それが自然に生活の中にある。とその孫と祖父母の姿から感じました。
 
今はまだ、甘えることのほうが多い子ども達ですが、敬老の日交流会では自分の言葉でおじいさま・おばあさまへ、感謝の気持ちを伝えることができました。この心がやがては、温かな家族関係を気付くとなることと思います。