心の育ち  (宮里)

先週より、年長・年中・うさちゃんクラブと「お芋掘り」に奔走していた私ですが、園を留守にしていても毎日の全クラスの子どもの成長を瞬時に知る心強い味方がいつも私の机の上にあります。 
それは、クラス担任が心を込めて記録する保育日誌です。ここには、子どもの成長や担任の感動がびっしりと詰まっています。
その中で、最近特に感じるのが、子ども達の自発的な行動と思いやりです。
年中○○組・・・最近帰りの時間になると、お友達の忘れ物を集めて配ったり、絵本をきれいに並べる子どもの姿が多くなってきた。自主性を大事にし、クラス全体の向上に繋げたい。 
年少○○組・・・メロディオンの時間に、いつも担任が配っている唄口を○○君と○○君が進んでお友達に配ってくれた。
年少○○組・・・マラソンで転んだ○○君、自分を律し泣き止み再び走り出します。するとそこに二人の女の子が駆け寄り、励まし、一緒に走り始めます。(この3人の絆にあっぱれ!!)また、なかなか走れないでいる友達の手を取り、そのお友達のペースに合わせて走り出す女の子がいた。
    そこには、子ども達が「自ら考え、行動する」姿があります。
・・・私は、毎日の日誌から、子ども達の心の育ちに喜びを感じると共に、子ども達の傍でいつも暖かく見守り、子どもの心の育ちの一つひとつに気付き、感動する担任の姿に、二重の喜びが込み上げてきました。