「話が聞ける子に。」 (宮里)
今年受けた研修の講話の中で、講師の先生が、ある小学校の校長先生に「小学校に就学するにあたり、子ども達に幼稚園で身に着けておいて欲しいことは何ですか?」と尋ねたところ、
『話が聞ける子どもに。』 と話されたそうです。
「人の話を聞く」ことができなければ、40分間の授業内容を理解することはできません。
それでは、たちばな幼稚園の子ども達の様子はどうでしょうか・・・?
これは、2学期の終業式の一コマです。
園長先生のお話を、正座をして聞いている子ども達の姿。
後姿ではありますが、その背中から子ども達の真剣な「気」が、伝わって来ませんか?
・・・そして、もう1枚・・・
向かって左端には、1〜2歳のひよこ組の子ども達が見よう見まねで正座をし、上級生と同じ時間、先生の話を聞く姿があります。
話の内容のどこまでを理解しているのか分かりませんが、一生懸命「聞く姿勢」を保っています。
1歳の子ども達に無理強いをしても一時もじっとして居られないことは、皆さんも子育ての中で経験されていると思います。
真似ることを得意とする子ども達、場を読み自発的に真似をすることで、小さいながらも「人の話を聞く姿勢」を習慣として身に着けているのです。
そこには、私たち大人が環境を整えてあげる必要がありますが、反面、環境さえ整えていれば、子ども達は大事なことを自ら学び、身に着けていきます。
沢山の可能性を秘めた子ども達の最高の環境となれるよう、2014年も職員一同務めて参ります。
・・・・・来年も、宜しくお願いします・・・・・・